キャッシュレス決済大荒れ、でも、残るのはスマホ事業者

キャッシュレス決済はどこが本当にお得なのか

キャッシュレス決済が、盛んになりつつある日本ですが、2020東京オリンピックを契機に、国もキャッシュレス決済に動き始めています。

ドコモd払いをベクトルに、リクルートと連携し、auはポンタと連携、ソフトバンクは、LINE と業務提携しています。

このところ、スマホ事業者が、このキャッシュレス決済に大きく舵を切ってきました。

さて、キャッシュレス決済は、今日本では3割に満たないと言われています。

少し海外に目を向けてみると、アメリカなど欧米諸国では、既にキャッシュレス決済が当たり前になっていて、ほぼ財布を持っている人はいないというほど、キャッシュレス決済化が進んでいます。

お隣のアジア諸国韓国や中国でも、既に5Gサービスが始まっていて、キャッシュレス決済が当たり前になっている。

そんな中で、遅れをとっているのが日本ですが、いよいよ日本も国が動き、2020年、オリンピックに向けて照準を合わせてきました。

キャッシュレス決済サービスは、ピンからキリまで言うと数え切れないくらいあるんですが、やはり最終的に残るのは、通信事業者がサービスをするキャッシュレス決済に落ち着きそうです。

国が行うキャッシュレスサービスマイナポイントとは

日本は、2020年、東京オリンピックが開催されるという大きな行事を控えていますが、この東京オリンピックに向けてキャッシュレスサービスやキャッシュレス決済のサービスが急加速しそうです。

諸外国に比べて遅れを取っている日本のキャッシュレス決済は、2020年、大きく飛躍すると言えるでしょう。

国もキャッシュレスサービス化を推進していて、キャッシュレス決済を推進しています。

マイナンバーカードを作ることで、5000円の還元をするというシステムを、2020年にスタートします。

マイナポイントと呼ぶらしいです。

役所っぽいネーミングですね。

このキャッシュレス決済は、一度しか登録することができないので、一度登録すると国が行うマイナンバーカードのキャッシュレス決済では、その一度登録したキャッシュレスサービスを使い続けなくてはなりません。

そういう意味でいうと、慎重に選択する必要がありそうです。

さて、ではどこのキャッシュレス決済がお得なのでしょうか?

やはり強いスマホ事業者のキャッシュレス決済

スマホ事業者が提供するキャッシュレス決済サービスがうねりを挙げています。

ドコモは、d払いとリクルートの連携、 au はポンタとの連携、ソフトバンクは LINEとの提携、それぞれ巨大化しています。

このように大きなうねりに飲み込まれているように、最終的に主軸として使われるのは、日常、私たちにとって、もはや手放すこともできないスマホ事業者が、やはり優位に物事を進めることができそうです。

その背景には、各社3,000万を超えるお客様を持っていることから、そのビッグデータを用いて、キャッシュレス決済化を促すと言う流れができつつあります。

このビッグデータは、通信事業者しか持っておらず、その軸となる通信事業者がたくさんの IDを持っているお客様を抱えている事業者を飲み込んで連携をすることで、キャッシュレス決済のベースができてくることになりそうです。

やはり、ドコモか au かソフトバンクのキャッシュレスサービス決済が、最終的に残ることになりそうです。

キャッシュレス決済とマイナポイント

キャッシュレス決済が、主流になりつつある日本ですが、まだまだ発展途上ですし、国がマイナンバーカードをベースにしたマイナポイントを全国的に展開する以上、ここがキャッシュレス決済を決めるひとつのポイントとなりそうです。

なぜならば、この国が行うキャッシュレス決済マイナポイントは、一度登録するとそのキャッシュレス決済を変更することができないからです。

お役所といえば、やはりお役所的な考え方なのかもしれませんが、融通が利かず、一度登録すると2度と変更ができない。

そうなると、キャッシュレス決済をする先も慎重に考えざるを得ませんね。

ただ、上述している通り、スマホ事業者のキャッシュレス決済が、最終的な落ち着きどころになりそうですので、今使っているスマホ事業者のキャッシュレス決済を使うことが、本当にお得になるのかどうか?

そのキャッシュレスアプリが、どれほどの機能を持っていて、日常の生活に役立つかによって最終的なお得度が決まってきそうです。

キャッシュレス決済とは言え、お金を扱うわけですから、docomo、SoftBankには自前の金融機関がありませんが、auの場合、au じぶん銀行と言う金融機関を配下においています。

ここが、大変、気になります。

ここから推測するに、このキャッシュレス決済に付随してあらゆる金融サービスを連携でき、汎用性がありそうなのは、今のところauの動向が気になります。

auは、最近、auのお客様だけと言う、これまでの慣習を捨てつつあります。

スマートパスプレミアムと言う、月額サービスも、他社のスマイルを使う人でも、サービスを利用できるようになりました。

となれば、 au Pay でのキャッシュレス決済に様々な金融サービスが付随してくることを想像すると、銀行に行ってお金をおろすという時代がもはや過去の慣習になるとすれば、スマホでお金を取り扱う最も融通が利く事業者は、もしかしたらauが利便性が高いのかも知れません。

自前の金融機関を配下においていること、これは金融サービスを連携するにあたって、大いにアドバンテージがあるように思います。

キャッシュレス決済の一時的なキャンペーンは様子を見よう

キャッシュレス決済の大々的なキャンペーンといえば、paypay が一歩リードしているように見えますが、ドコモは粛々と、au も大々的なキャンペーンを打ってきました。

これにより、おそらく各社とも大差なくキャッシュレス決済のメリットは得られそうです。

ただ、これは一時的なキャンペーンですので、大切なのは継続的にお得かどうかという点が、ポイントになります。

これには、各社様々なサービスを付随してくるでしょうし、継続していただくことでより、ポイントが貯まる、現金化できるということが消費者にとっては、決断する材料になるはずです。

となれば、一時的なキャッシュレス決済のキャンペーンは最終的に決断をするキャッシュレスサービスを決める最終手段ではなく、継続的にお得なサービスを受けられるキャッシュレス決済はどこなのか、ということを見極める必要がありますそ。

やはり、ここでも、前述した通り、キャッシュレス決済と言えど、お金を扱うサービスなので、自前の金融機関を配下に置くau Payが、大化けしそうな気がするのは、私だけでしょうか?

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