WBC日本代表メンバーにあなたは何を感じたか

WBC日本代表メンバーと世の中の動向

WBC日本代表は、一瞬たりとも目が離せない超豪華なメンバー陣が、勢揃いしている。

ダルビッシュ有の嗅覚には、目を見張るものがあるが、34歳で、最年長、少しでも、みんなと野球をしていたいという一心から、メンバー招集当初から、フル稼働し、日本代表を牽引している。

では、何故、34歳のダルビッシュ有が、ここまで、気合いを入れて、WBCに参戦しているのか。

感の鋭い人なら、 もう、分かっているだろう。

これは、何も、WBCに限った事ではない。

それは、日本代表メンバーの、年齢だ。

あの、現役バリバリのメジャーリーガーのダルビッシュ有が、34歳で、最年長だ。

彼でさえ、次のWBCは厳しいと想っての事に違いない。

史上最強と呼ばれた、2023年のWBCに、日本代表は、若年層のメンバーをズラリ揃えている。

どこを見渡しても、中堅ベテランと言われるメンバーはいない。

大谷翔平、ヌートバー、佐々木朗希、村上宗隆、吉田正尚、岡本和真など、若いメンバーばかりが、収集された。

栗山監督の嗅覚は鋭く、世の中と言うか、世界に対抗するのに、いや、「闘い」において、もはや、実力以外の根拠で、招集されたメンバーは、1人もいない。

若い世代にとって、経験値が少ない事が、ネガティブに働く時代では、もはや、無いと言う事だ。

勿論、野球に、経験則は、非常に重要だが、勝負の世界において、世の中は、明らかに、若年化しているのは、間違いない。

WBC初戦の中国、韓国にも、圧勝の、WBCジャパン、これが、何よりの答えで、栗山監督の采配がズバリだ。

ペッパーミルグラインダーの、乱舞がカッコいい。

日本では、胡椒少々って感じ、この程度のことは、お手のものですよ、って言うのが、何とも心地いい。

 

ヌートバーや大谷翔平が見せたペッパーミルグラインダーの意味

WBC日本代表は、中国、韓国、チェコスロバキアを、圧倒的勝利で、3タテと絶好調。

その中でも、中国戦の初回、いきなりセンター前ヒットを放ったヌートバーが、見せた、ペッパーミルグラインダーが、超絶カッコよかった。

続いて、大谷翔平もヒットを放ったが、ここでも、大谷翔平は、ペッパーミルグラインダーを見せた。

メジャーリーガーの間では、この、ペッパーミルグラインダーは、ごくごく自然な、パフォーマンスだが、日本では、このWBC戦で、初めて見たと言う人も、多いだろう。

少なくとも、NPBで、ペッパーミルグラインダーを見たことは、ないだろう。

ペッパーミルグラインダーの、本来の意味は、「粘り強く」と言う意味を含んでいる。

日本では、さしずめ、まずは、胡椒少々、軽く下味つけましたよ、と言ったところだろう。

この、ペッパーミルグラインダー、ヌートバー、大谷翔平以外の選手達も、続々、見せるようになってきた。

ペッパーミルグラインダーの連鎖だ。

ペッパーミルグラインダーは、まだまだ、WBCで、今後も、多様されそうだ。

世界一になるには、まだ、何試合も残っている。

野球界だけじゃない世の中の若年化

では、世の中を見渡してみよう。

例えば、世界のトヨタ自動車の豊田社長は、このほど、社長を退き、佐藤恒治社長の就任を発表した。

佐藤恒治社長は、53歳、世界の大会社の社長としては、極めて若い。

そう、日本の、ビジネス界も、同様、代表が年寄りでは、もう、経営が成り立たないのだ。

大企業ほど、若返りに拍車がかかっている。

これは、スポーツ、ビジネスに限ったことではない。

去年と同じ事をやっていても、利益が出ない時代へと、世の中は、突入した。

2年後、3年後のために、今、何をするのか、そのくらいのスピードでないと、会社として、成り立たない、それくらい、厳しい世の中になっていく。

では、中堅社員やベテラン社員は、何をするべきか。

1つ、言える事は、年相応、これでは、これまでの高齢者と変わらなくなる。

現代社会は若者中心なら、中堅、ベテラン層はどこに向かうべきか

これから、世の中の動きは、ますます、若い世代が主役の時代へと加速するだろう。

若者達の、スピードと、前進気勢と能力が、スポーツでも、ビジネスでも、遊びでも、好循環を生み出していく。

これは、日本人の若者達の、素直さが、パワーを生み出しているように想う。

事実、大企業でも、超有名な安定企業でも、 古い体質から脱却していない会社に、質の良い若者は、集まらない、むしろ、早々に、離れていく傾向が顕著だ。

夢や希望のない、仕事をしていく事に、生き甲斐を感じないのだ。

自分に素直であり、変に汚れていないから、直向きに、仕事に取り組みたいから、自分の好きな又は、興味がある、そして、頑張れば、頑張るだけ、夢が叶いそうな仕事を選ぶのだ。

給料ありきではない、銭、金のための仕事には、興味が湧かないのだ。

しかし、これは、夢があるし、やり甲斐も感じる仕事に対する、パワーは、計り知れない。

だから、WBC日本代表も、凄いパワーで、世界の強豪をメタメタに打ちのめしているのだ。

仕事でも、同じ事が起こるから、そういう若者達中心の会社は、成長していく。

さて、世の中が、そう、変わるなら、中堅、ベテラン勢の、居場所は、どこにあるのか。

残念ながら、経験や勤続年数が多いだけでは、これから発展する企業には、居場所はなくなる。

これは、 間違いない。

そんな、経験値だけが高くても生産性の低い中堅、ベテランが中心の企業は、生き残れない。

それなら、違う道を探していくしかない。

そう、中堅、ベテラン層も、シフトチェンジしていくべきだ。

もはや、大手企業は、中継、ベテラン勢に目を向けてはいないし、組織体制においても、したたかに、冷遇されつつある。

それなら、中継、ベテラン層でないと、できない仕事を探せばいい。

若者達に対抗するもいいが、これは、なかなか至難の技だ。

変に、若者ぶるよりは、渋みや深みを感じさせる仕事も、必ずあるはずだ。

幸いな事に、40代、50代は、まだまだ、 体力は有り余っている。

パワフルさは、まだまだ、見いだせるし、何かにしがみついて、踏ん張っているのも、虚しいものだ。

中堅、ベテラン勢も、いよいよ、人生の岐路にある事は、まず、 間違いない。

ただ、何か安定したものに、しがみついて凌いでいく人生より、目を輝かせて、取り組む姿勢こそ、真の意味で、人生を謳歌すれば、後半戦の人生も上々のはずだ。

ペッパーグラインダーを、至る所で、見せつけて、人生を大いに愉しもう。

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