広島は今年2度目の雪化粧、40年ぶりくらい
あれは、小学生の頃、やけに寒くて、トイレの窓を開けて見ると、外は、別世界、40㎝近く雪が積もっていた。
かれこれ40年以上前の事だ。
しかし、小学生の筆者にとっては、初めての経験で、ひどく、興奮したのを覚えている。
あれから、40年、雪らしい雪が降らない広島だけど、かと言って温暖かと言えば、そこそこ寒いのが、広島というところだが、寒いならせめて、もう少し、雪でも降って、雰囲気出せばいいのに。
そんなことを想っていたな。
地球温暖化と言うけど、気温は、 氷点下4℃だ。
マイナス4度だ、考えられない。
それにしても、今年は、12月に続いて、2度目の積雪を観測。
これは、広島県の平地、街中の事だから、珍しい。
平地で、積雪があるなんて、広島では、滅多にない事だ。
12月は、広島の街中でも、20㎝近く、今回も、15㎝くらいは、積もっている。
朝は、 寒くて目が覚めたが、ウォーキング、今日は、休みにしようかと、布団にくるまって考えたが、こんな事は、そうそうあることじゃないと、再び、勇気を振り絞って、外へ。
嗚呼、やっぱり、外に出て良かった。
いつもとは、違う光景がやけに、心地良かった。
道路も白く雪がむ積もっていて、よほど、気温が低かったのだろう。
広島と言えど、街中は、車の往来で、普通、道路まで白くなるのは、珍しい事だ。
周りを見渡すと、ちびっ子達は、嬉しそうに、雪と遊びながら通学中、会社員らしき人達は、いそいそと、通勤先へと、そして、ご高齢者にとっては、恐る恐ると、雪道を歩いている。
だけど、全体を見渡せば、一面、銀世界で、朝には、晴れていたから、なおの事、清々しい気持ちに、気分転換できた。
道すがら、雪の日ならではの、光景を、スマホに収めてみたので、しばし、ご観覧を。
雪道の歩き方には、コツがある
筆者は、それでも田舎育ちで、たくさん積もる事は、あまりなかったが、雪が珍しいほどではなかった。
今でこそ、雪道の歩き方は、みんな、スマホで検索して、恐る恐る歩く人は、少なくなったが、雪道は、当たり前だが、滑りやすい。
だから、雪の日には、雪の日の歩き方というのがある。
では、その雪道の歩き方とは。
まずは、雪道だからと言って、構えるように歩くのは、逆効果で、普段通りの歩調をキープしよう。
靴がぬれてしまうが、新雪箇所を歩く方が、滑りにくい。
これは、雪が固まってないから、滑りにくいと言う当たり前の理屈。
そして、肝なのは、両足の親指に力を入れて歩く事。
地面に足をつく時も、親指から、つくようなイメージで。
親指をストッパーにするようなイメージだ。
これさえ、知っていれば、まず、すってんころりんは、避けられる。
なかなか、実践する機会はないだろうが、突然、雪は、降ってくる。
知っておいて、損はないだろう。
雪が降ると、景色は一変、幻想的に様がわる
雪が降るだけで、景色は、一変する。
雪国在住の人には、珍しくも何ともない、むしろ、面倒だと言う人も少なくないだろう。
しかし、滅多に雪が降らないエリアに住んでいると、非日常になる。
ウォーキングがてら、気になる被写体をスマホに収めてみた。
気持ちが、シャキっとすると言うか、一瞬だが、神聖な気持ちになる。
道すがら、たむたま、寒椿が咲いていた。
寒椿も、雪を被ると、一層、情緒があって奥ゆかしく見える。
朝方にかけて、降った雪だったが、夜明けには、太陽がでていたので、昼には、溶けていくだろう。
しばし、雪景色を、楽しんで行こう。
せっかく、寒空の中、外にでてきたんだから。