独身中年男が早期退職までにやっておく事

早期退職までにやっておくべきことは何か

最近、筆者が勤めている会社でも、 若者の、超早期退職者が、増えている。

そう、考えると、筆者のような、年齢層の、早期退職なんて、別に、特別な事ではないのかも、知れない。

若者達は、 既に、何かが違うと察知して、大手であっても、 惜しむことなく、会社を去って行っている。

しかし、 独身男が、早期退職する場合、いくつか、真剣に考えておかなければいけないことがある。

若者達とは、違って、やり直しが、なかなか効かない年代だからだ。

会社勤めも大変だが、早期退職と言う夢を実現するのも、必ずしも、楽な選択ではないのかも知れない。

しかし、筆者は、独身になり、今後、1人で、生活をすることになった。

かつては、結婚していたこともあったが。

今、日本の離婚率は、3人に1人が、離婚している。

日本人が、癌になる確率は、2人に1人の確率なので、大きくかけ離れて、珍しい訳でもないか。

いずれにしても、中年男が1人、人生を、どうやって、豊かな生活をするかに、焦点を当てていこう。

離婚してしまったものは、仕方ない。

大切なのは、これからを、どう、生きるかだ。

若者達も中年も、大いに、1人を愉しもうじゃないか!

さて、では、早速、本題。

早期退職した際に、考えなければいけないことを、1つ1つ、整理していこう。

中年1人男が早期退職するまでに考えておくべきこと

中年の1人身が、早期退職する時、いくつか考えておくべき事。

まずは、収入源の確保と、どれだけ、税金がかかり、支出があるかの皮算用だ。

働くのか、働かないのか、働けないのか。

どこか、別の会社でまた、就職するなら、そもそも、早期退職と言うワードは、出てこない。

若者の場合は、多く場合、転職か起業か。

若者の起業、スタートアップは、大いに可能性に満ち溢れている発想だ。

5G通信の普及で、「できること」を新しいビジネスにできる。

仕組みを作った者が、 「勝ち」つ。

しかし、基本的に、働かなければ、収入は、途絶える。

早期退職を考えている中年男の場合、自分で、何かをして収入を得るか、それとも、資産を運用して、収入に繋げるかのどっちかしかないだろう。

因みに、資産など、無いに等しい。

その、代償として、自由を得ることが、できる。

ただ、30年間、働いてきた会社を早期退職するかどうかを考えるのも、なかなか、考え物だった。

そのまま、どんな状況でも、働いていけば、65歳まで、働くことができる。

たぶん(嫌な思いも多いだろうが)。

普通の心理だと、耐えて、もう、しばらくは、会社勤めをする方が、無難で、一般的な選択だろう。

会社勤めをしていたから、税金のことなど、ちんぷんかんぷんだ。

自分で、何かをするなら、自分で、理解して、税金を払っていかなければ、ならない。

そんな、 面倒な事をしながらも、 筆者は、 躊躇なく、早期退職を考えた。

1つは、心身の体調不良と、 もう1つは、会社の大きな組織変更が、重なった事だ。

会社の大幅な組織変更に、筆者は、大打撃を受けた。

考えてみれば、 50半ばの、中年、よっぽどでないと、 いいポジションなど、 あるはずがない。

しかし、想定以上の冷遇だったことを、筆者は、転機と捉えた。

ここを、転機と考えるか、まあ、そんなもんかと自覚するか、ここを、どう、考えるかで、大きな岐路になる。

この先、大きな転機がやってきたとしても、人生100年時代とは言え、健康年齢は、せいぜい、70代までだ。

そこからだと、遅すぎる。

100歳まで、飛んだり跳ねたりできる訳じゃない。

動くなら、今だ。

そう、思った。

そして、それを、実行しようとしている。

そうこう考えていく中で、最初に頭に浮かぶのは、やはり、お金のことだ。

お金は、どうにか、なるのか、ならないのか。

どうにかなるか、ならないかと言う事ではなく、どうにかする・・・

そういう発想でないと、なかなか、決断できない。

今までだって、どうにかなってきた、どうにかして行こう。

どうにかなるのか、ならないのかと言う発想は、如何にも、会社員らしい。

何時まで経っても、他人任せだ。

そんなんじゃ、どんなにお金があっても、事態は好転しないだろう。

よし、 どうにかしよう。

では、お金以外に、具体的に考えておくべき事を列記していく。

早期退職までに、決めていかないといけない具体的事項

さて、早期退職を決めた筆者、決めなければならない事が、色々とある。

列記して行こう。

①まずは、 生活するために、収入を得る(筆者の 場合は、カフェと音楽スタジオ)

②収入と支出で、プラスになるか

③税金のしくみを理解する

④家をどうするか(賃貸か購入か)

⑤何歳から、老齢年金を受給するか

恐らく、 大きくは、この、5項目が、自分の中で、クリアになれば、何とか、 生きれるかも。

そんなもんでいい。

しかし、カフェと音楽スタジオ、本当に収入となるのか?

いや、何とかする。

あまり、起こるか起こらないを気にしても、 仕方がない。

人生は、 予期せぬことが、起こるものだ。

そして、人の命だって、誰しも、明日が保証された人は、1人もいないんだから。

順番は、 前後するが、まずは、「家」のこと。

賃貸なら、たちまちの支出は、大きくないが、 もし、 80歳、100歳と、 生きたとしたら、賃貸では、 勿体ないし、払いきれない。

例えば、あと、20年、生きたら、こうなる。

例)家賃40,000円の 賃貸に、20年間、毎月、支払った時の支出

40,000円×12ヶ月×20年=9,600,000円

既に、これは、小さくても、中古でも、家は、購入しておいた方が、良さそうだ。

退職金で、賄えば、何とかなるレベルの家でいいだろう。

しかし、早死にしたら・・・

まあ、息子がいるから、息子が何とかするだろう。

息子の、多少の資産にもなる。

家は、生きる可能性がある限り、購入しておいた方が、 無難だ。

筆者の場合、カフェや音楽スタジオのことも、考えると、尚のこと、自分の家で、 やるには、家賃も発生しないので、 リスクヘッジにもなる。

よし、家は、3部屋ある家を購入して、カフェと音楽スタジオのスペースを確保しよう。

1人身は、こういう時、自分の想いだけで、 決められるから、気が楽だ。

家も、新しいにこしたことは、 無いが、こうなったら、ボロボロでも、いい。

自分で、DIYしよう。

何か、ボロボロの方が、リフォームしがいがある。

最近では、YouTubeを、見ながら、家を建てたと言う人も、いるくらいだから、 何とかなるだろう。

想い通りの、カフェと音楽スタジオが、創れる。

高いお金をかけて、家を購入しても、あまり、意味がない。

想っているほど、人生は、短く、 既に、折り返し地点は、通過している。

しかも、自分で、DIYすれば、想い通りのスペースが出来るはずだ。

さて、 では、次。

税金だ。

早期退職者の税金問題を紐解く

これが、1番、頭が痛い。

所得税、住民税、固定資産税、健康保険に、介護保険料、これくらいか。

しかし、健康保険って、働いていた、会社が、保険協会に属していれば、退職しても、そのまま、2年間は、会社の保険に加入できる。

または、 新たに、国民健康保険に、 入り直すかの、どっちかだ。

どちらにしても、50,000円程度は、毎月かかりそうだ。

健康保険が、何より、お金がかかる。

これまでは、 会社が半分負担してくれていたから、実感がないのと、勝手に天引きされているので、意識がなかった。

毎月、50,000円は、 高いだろ。

しかし、 これは、絶対に、加入しなければ、保険証が、 貰えないから、絶対だ。

あとは、生活費、光熱費などで、50,000円程度、所得税、住民税、固定資産税など。

しかし、所得税と住民税、 今更ながら、何がどう違うのか?

サラリーマンって、ホント、税金のことは、高いなー、とは、給与明細を見て、 想うくらいで、あとは、気にしていなかった。

しかし、こうして、税金のことを学ぶと、色々と分かってくる。

所得税は、 国税で、住民税は、地方税と、納める先が違う。

何と、 都合のいい。

仮に、筆者が、カフェと音楽スタジオで、150,000円/月の、売り上げがあった場合。

この、場合、所得税は、収入の10%だから、15,000円。

住民税は、年収1,800,000円になるから、やはり、10%の、180,000円。

毎月、18,000円となる。

所得税は、収入によって、税率が異なる、

こんな、 感じ。

所得税概算表

課税される所得金額税率控除額
1,950,000円以下5%0円
1,950,000円~3,300,000円10%97,500円
3,300,000円~6,950,000円20%427,500円
6,950,000円~9,000,000円23%636,000円
9,000,000円~18,000,000円33%1,536,000円
18,000,000円以上40%2,796,000円

 

ザックリだが、月、150,000円の売り上げがあったとして、30,000円は、 所得税と住民税で、 消えていく。

生活費に、50,000円、光熱費に、10,000 円、健康保険で、50,000円とすると、1500,00円は、全く残らない。

そういう、計算になる。

この、現実を、どう見るかだ。

腐っても、 へばりついても、サラリーマンと言う、おおよその人が取る行動も、頷ける。

仮に、150,000円の売り上げがあっても、生きて行くのが、 精一杯だ。

しかし、嫌な想いをして、会社勤めして、多少、残ったとしても、ストレスは、全開。

気が付いたら、もう、70歳が、 見えて
くる。

どっちを取るかだ。

安全なのは、会社勤めだが。

しかし、本当に、65歳まで、好きでもない仕事をして、生涯の、半分を、 会社に捧げるのか?

税金の計算をしたところで、早期退職は、何だか、遠のいて行くような気分になってきた。

いかん、子供の頃からの、夢を実現するんだ。

そう、お金は、どうにかするんだ。

しかし、税金と言うのは、一瞬で、借金を取り戻せる仕組みだと、つくづく想う。

1億人が、毎月、100,000円近い、税金を払っていることになる。

これが、 国に入ってきて、公務員の給料になり、公共施設の費用になっていると想うと、釈然としないが・・・

まあ、いい。

自分は、自分の道を歩いて行こう。

これは、筆者の早期退職計画に基づく、ドキュメンタリー記事だ。

プログレッシブに、生きて行こう。

今日は、ここまで・・・

 

 

 

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