なぜ、なぜ、を5回繰り返すと、真実にぶち当たる
おおよそ、日本の人口の、約8割から9割の人は、学校に通い、小学校、中学校、大学を卒業して、民間企業や公務員などになるというのが 大半だと思います。
それでも、自分の好きなことを職業にしたいということを貫いて専門的な職業に就く人も何割かはいると思いますが 、やはり、今でも日本では大学まで卒業して、 就職をして出来るだけ安定した生活をする 。
そういう風潮やパターンに陥りがちで 、一般企業や公務員になるというのが大半であることに変わりはないと思います。
夢や希望を抱きまたは、自分の好きな事に近い仕事ができることも稀にありますが、 どちらかと言うと やはり、給料がいい会社に入るということを優先してしまう人も少なくはないのではないでしょうか?
さて 会社に入って 順風満帆でうまくいく人は、 会社に就職をする 人の中で 、何割ぐらいいるでしょうか ?
ここでも、やはり8割から9割の方が色んな壁にぶち当たり苦しみながら、次のステップへ 歩んで行く。
そのうまくいかない時の原因を追及する手段として有効な、なぜなぜ分析について解説 します。
これは、私も会社勤めをして30年近く経ちますが、壁にぶち当たった時に、この手法を運よく知り、自分を変えることができたという実感に基づいて解説している内容ですので 実現性は高いと思います。
なぜなぜ分析とは、物事の本質を見極めるためによく使われる方法で、構造はいたってシンプル。
何かがうまくいかない時、それはなぜかということを5回繰り返すという手法です。
物事を深く掘ってみるということです。
例えば、仕事がうまくいかない、仕事がうまくいかないのはなぜか?
と自分に問いただしてみます。
そして、その出てきた答えが、例えば 、効率よく仕事ができないから。
であれば、次になぜ効率的に仕事ができないのか?
そしてそこで出た答えが、 例えば、仕事がうまく整理できていないから。
という答えが出てきたとします。
そして、またそこで、うまく仕事が整理できないのはなぜか?
と言うふうに出てきた答えに対してそれはなぜなのか?
ということを5回繰り返すと 本当の原因にぶち当たる という分析方法です。
人は誰でも傷つきたくないので 、目を塞いでしまいがちですが 、このなぜなぜ分析は、 自分の本当の弱い部分を知ることができ、改善することができる 有効な手法です。
これは、自動車メーカー大手の、トヨタの営業マンも 壁にぶち当たった時によく使われる手法だそうです。
また、なぜなぜ分析については、有名な分析方法で、いろんな著書にも紹介されていますし、一般的なセミナーなどでも紹介されている手法です。
とかく人は、そのうまくいかない原因を外部に見出しがちですが、なぜなぜ分析の場合は自分のどこに原因があるかを突き止めるのに有効な手段と言われています 。
壁にぶち当たらない人はいないので、 それは当たり前で、 むしろチャンスだと思うことです。
そして、 壁にぶち当たった時はなぜなぜ分析をして、根本の原因がどこにあるかを突き詰めることができた時、すでに自分の中の弱い部分を解決できたも同然です。
その時期は、自分でも大変苦しい時期だと思いますが、そうやって本質の原因を突き詰めることで、仕事だけではなく、私生活でも応用できるので 壁にぶち当たった時はチャンスだと思って しっかり考え悩んでみましょう。