桑田佳祐 作詞作曲 泣ける唄
桑田佳祐さんの作詞作曲の歌は、間もなく、1,000曲近くに到達します。
そんな、楽曲の中には、歌詞にも特徴があり、「泣ける」曲も多く存在します。
泣くことは、体の成分であるコルチゾールというストレス成分を減退させる効果があると言われています。
確かに、泣いた後って、少し、気分がすっきりするような気がします。
最近の、特に、桑田佳祐さんのソロライブでは、後半に向かうにつれ、号泣する女性が、続出しているらしいんですよ。
筆者にとってみれば、至極、当然だと思っていますが。
泣かせることが、目的では無いはずのライブだけど、自然と涙が止まらない。
それなら、それで、存分に泣いて、ストレスを解消しようでは、ありませんか?
今回は、そんな、桑田佳祐さん作詞作曲の「泣ける唄」の特集です。
それにしても、未だ、かつて日本の音楽シーンにおいて、これ程の楽曲を、作詞作曲し、また、サザンオールスターズのボーカリストとして、ソロとしても、デビュー以来、40年間以上の間、走り続けている音楽家が、存在したでしょうか?
桑田佳祐さんと言えば、サザンオールスターズのボーカリストとして、どちらかと言うと、ちょっと「不埒」な、キャラとして、お茶の間を、ある意味、ドキドキさせる存在としてのイメージが強い方なんですが、実は、本当は、繊細でシャイな方でもあります。
デビューするまでの、オーディションでは、緊張のあまり、「お酒を1杯引っ掛け」ないと人前で、唄えないなどの緊張マンというエピソードもあります。
そんなイメージの強い、桑田佳祐さんだけど、「唄を聴いて泣ける」ほどの、ココロに響くモノが、桑田佳祐さんの作詞作曲する唄には、たくさん、あるんですね。
特に、大病を克服されて以降の楽曲には、応援ソングや、勇気を与えてくれるようなメッセージ的な楽曲が、増えています。
そんな、「泣ける」楽曲を、今回は、ご紹介します。
桑田佳祐ファンでない方も、これをきっかけに、桑田佳祐ファンになっていただくことは、みなさんの人生に、きっと、プラスに働くでしょう。
音楽は、いくら時が過ぎても、ずっとココロの中に残っているものですから。
桑田佳祐作詞作曲泣ける唄 歌詞16選
【ほととぎす(杜鵑草)】
作詞作曲 桑田佳祐/
がらくた/2017年リリース
人は何故 戯れに
叶わぬ恋に身悶えて
せつなさと 虚しさに
心を乱すのでしょう
逢いたくて 恋しくて
あなたと共に添い遂げて
もし夢が 叶うなら
生まれ変われますように
川時は流れ 水面煌(きら)めいて
木立そよぐ 緑麗しい
夏の日が蘇る
星の瞬きより儚い人生(いのち)と
君と出会って覚えた
砂の粒より小さな運命(さだめ)忍んで
見つめ合った日は 帰らず
時は過ぎ 人は去(ゆ)き
すべてが思い出に変わり
幸せの 意味さえも
サヨナラの あとで知る
長い旅の 途中の車窓には
冬の風に 吹かれてなびく
面影が 揺れている
寂しがり屋の誰かを励ますように
こぼさぬように涙を
あなたがいつも笑顔でありますように
たった一言の 「お元気で」
星の瞬きより儚い人生(いのち)と
君と出会って覚えた
砂の粒より小さな運命(さだめ)忍んで
繋ぎ合った手 を離して
振り向かないで 未来へ
見つめ合った日 は帰らず
★(NO. 1です。1,000曲近い持ち歌の中でも、「ほととぎす」に勝る楽曲はありません)
【JORNEY】
作詞作曲 桑田佳祐
孤独の太陽/1994年リリース
我れ行く処に あては無く
人も岐れゆく 遥かな道
旅立つ身を送る時
帰り来る駅はなぜに見えない
大空を駆け抜けたまぼろしは
の中を憂うように 何かを語るだろう
とうに忘れた幼き夢はどうなってもいい
あの人に守られて過ごした時代さ
遠い過去だと涙の跡がそう言っている
またひとつ夜が明けて
嗚呼 何処へと Good-bye Journey
雲行く間に 季節は過ぎ
いつか芽ばえしは 生命の影
母なる陽が沈む時
花を染めたのは雨の色かな
寂しくて口ずさむ歌がある
名も知らぬ歌だけど
希望に胸が鳴る
きっと誰かを愛した人はもう知っている
優しさに泣けるのはふとした未来さ
今日もせつなく秋の日差しが遠のいてゆく
さよならは永遠の旅
嗚呼 黄昏の Good-bye Journey
とうに忘れた幼き夢はどうなってもいい
あの人に守られて過ごした時代さ
遠い過去だと涙の跡がそう言っている
またひとつ夜が明けて
嗚呼 何処へと Good-bye Journey
★(母親の優しさを感じさせてくれる楽曲で、「ほととぎす」が、リリースされるまでは、この楽曲が、NO.1でした)
【慕情】
作詞作曲 桑田佳祐
人気者で行こう/1984年リリース
夢の中で交わしたキッスは
悲しみを抱いている
霧のベールにむせぶ影は
胸に残る慕情
水に投げた小石の跡が
止めどなく輪を広げ
涙色の河にそそぐ
愛しい女性よ Good-Bye
泣かせてStardust 生まれ変わる為に
心の扉を開けておくれ
You know my heart is on the way to breakin down
さよならは風に乗せて
何故に人は旅路の果てに
思い出を捨てに行く
汽車の窓に浮かぶ影は
時間を越えて無情
瞳に Teardrops 遠い波の音は
二人で歩いた夏の調べ
You know my heart is on the way to breakin down
悲しみを歌にかえて
You know my heart is on the way to breakin down
さよならは風に乗せて
★(世に万葉の花が咲くなりの中の1曲で、当初、お仲間の、竹内まりやさんが、「慕情」には、やられたと感服されたというエピソードがあります)
【月光の聖者達】
作詞作曲 桑田佳祐
MUSICMAN/2011年リリース
夜明けの首都高走りゆく
車列は異様なムードで
月光(つきあかり)の聖者達(おとこたち)の歌が
ドラマを盛り上げる
知らずに済めば良かった
聴かずにおけば良かった
人生(ショー)はまだ始まったばかりだ!!」って
胸が張り裂けた
ひとりぼっちの狭いベッドで
夜毎 涙に濡れたのは
古いラジオからの
切ない”Yeah Yeah(イエイエ)の歌
今はこうして大人同士に
なって失くした夢もある
時代(とき)は移ろう
この日本(くに)も変わったよ
知らぬ間に
二度とあの日の僕には
戻れはしないけど
瞳(め)を閉じりゃ煌めく季節に
みなが微笑(わら)ってる
ひとりぼっちの狭いベッドで
夜毎 涙に濡れたのは
ビルの屋上の舞台(ステージ)で
巨大(おおき)な陽が燃え尽きるのを見た
現在(いま)がどんなにやるせなくても
明日(あす)は今日より素晴らしい
月はいざよう秋の空
月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)Come again, please
もう一度 抱きしめたい
★(ビートルズが、日本に初来日した時を唄った楽曲です。桑田佳祐さんが、食道癌から、復活された翌年に発売されたアルバム、MUSICMANの中の楽曲です)
【誰かの風の跡】
作詞作曲 桑田佳祐
Keisuke Kuwata/1988年リリース
誰かの風の跡
遠くでまだ揺れてる
夏の日よもう一度
心の灯をともして
ためらいがちな言葉で別れを告げて
歩き出す道は もう違うねと
風の季節に吐息集めて
お前とのたわむれ
波の音聴き 身体寄せ合う
忘れない情熱のしらべ
思い出のあの頃
少女のままいてくれ
抱き締めたら 夏が
恋人まで連れ去る
他人の空似ばかりの行き交う女性(ひと)に
あきらめをなぞるような独り言
風の季節に吐息集めて
お前とのたわむれ
波の音聴き 身体寄せ合う
やるせない青春のとばり
波の音聴き 身体寄せ合う
忘れない情熱のしらべ
★(夏に、夕暮れ時の浜辺で聞くと、とろけそうになる楽曲です)
【孤独の太陽】
作詞作曲 桑田佳祐
孤独の太陽/1994年リリース
壊れそうな 待ちぼうけのシャドゥ
誰も愛せず太陽に揺れている
心病んで 立ち止まるたび
風が織りなす悲しみの歌を聞く
若過ぎた 夏でさえ
今よりも愛のそばにいた
Silence 真っ白な空の下
メリ-ゴ-ランド
独りでずっと廻してる
また他人を 裏切りそうで
出逢う事が この頃は恐いんだ
淋しさは 辛いけど
鍵をかけ部屋の中にいる
Silence 僅かな音も無い
メリ-ゴ-ランド
流れる景色 憂いてる
生きるには重過ぎた過去
誰かをいつも傷つけた
Silence…真っ白な空の下
メリ-ゴ-ランド
独りで今日も廻してる
★(有名になり過ぎて、外に出るのもままならない、そんな桑田佳祐さんご自身の孤独のグルメを唄った楽曲ではないかと思います。冬の透き通って空気の澄んだ、晴天だけど、独り部屋にいる孤独観が滲み出ています)
【逢いたさ見たさ病めるMy Mind】
作詞作曲 桑田佳祐
NUDEMAN/1982年リリース
Ah 夜毎 彼女の Telephone Number
涙ながらに問いかける
飲み過ぎて君をからかいがちに
いきなり抱きすくめたつもりでも
傷ついてしまったのは NO NO NO
祈る想いだけど NoAnswer
他の誰かに持ってかれちゃう
ひとりきりが これほど辛いなら
ふらちなマネを悔やむべきなのに
離れ離れの今宵も Ring A Bell
逢いたさ見たさ病める My Mind
君恋し I Love You
胸に雲がつかえたような
ためらいがちの Every Day
I Don’t Know What To Do Oh
泣いてばかりじゃ駄目 Heart Breaker
彼女もすぐに戻るだろう
時折君がそばにいた頃の
香りが風に舞うような気がする
振り向いてもせつなくて You May Well Cry
逢いたさ見たさ病める My Mind
逢いたさ見たさ病める My Mind Yeah yeah yeah yeah
君だけが好きな
Oh 胸をツメでとがれたような
落ちこみがちの Every Day
Tell Me The Reason Why
(Oh my my)When ever You Come To Me
I’m Gonna Treat You Right!
(Oh my!)When ever You Come To Me
I’m Gonna Treat You Right Now!
When ever You Come To Me
I’m Gonna Treat You Right!
When ever You Come To Me
I’m Gonna Treat You Right! Lucky boy!
★(サザンオールスターズのNUDE MANの中の収録曲)
【わすれじのレイド・バック】
作詞作曲 桑田佳祐
わすれじのレイド・バック/1982年リリース
俺を溶ろかせる 女でいてよ
抱かれたいような しぐさ切なく Baby Baby
なりをひそめたら 愛しいはずだよ
一人じゃ 泣いたって 情無いまで
思い出はいつも よりそうだけの
誘いあうような 時もうつろう Darlin Darlin
会えない時こそ 愛しい人だよ
ひと夜の恋なんて 夢見てるようで
ささくだけでいい
よがり声には なえてく
まるで誰か知らぬ人と 寝てるように
振るまえりゃ 指でさぐる事など 辛い
in Your Socket
俺を溶ろかせる 女でいてよ
抱かれたいような しぐさ切なく
唇がひらく 胸が波うつ
だめになりそうな 今宵の二人 Woman Woman
別れる時でも やさしいままでな
心じゃ 泣いたって 裸で無理を
(※くりかえし)
★(サザンオールスターズの、得意分野である、ブルースが、咽び泣く切ない楽曲)
【平和の鐘が鳴る】
作詞作曲 桑田佳祐
KILLER STREET/2005年リリース
今の私を支えるものは
胸に温もる母の言葉
若い命を無駄にするなと
子守唄を歌いながら
過ちは二度と繰り返さんと
堅く誓ったあの夏の日
未だ癒えない傷を抱(かか)えて
長い道を共に歩こう
悲しみの青空
忘れ難き顔と顔
平和の鐘が鳴る
あの音は誰のために
貴方(You)
喪失(うし)なったものを希望に替えて
再び歩き始めた日本(くに)
深い闇から立ち上がる時
笑いながら夢を抱(いだ)いて
この世に生かされて
悪いことも良いことも
どんな時代だろうと
人間(ひと)が見る夢は同じさ
ここにいるのは
私独りじゃない
過去と未来が
繋いだこの命
悲しみの青空
忘れ難き恋もした
平和の鐘が鳴る
響くのは誰の胸に
貴方(You)
貴方へ(For You)
★(戦地に赴く息子への哀歌)
【風の唄を聴かせて】
桑田佳祐作詞作曲
風の唄を聴かせて/2008年リリース
夢の枕に寄り添って
もう一度だけ名を呼んで
ひとりぼっちの世界で
かりそめの逢瀬
永遠(とわ)の彼方へ You are my angei
海を称え 人間(ひと)を愛して
二度と帰らぬ旅に出る
夏の日よ Love you forever
儚きは陽炎(かげろう)
波に舞い 帆揺れてた
人はもう亡い
海なる風に抱かれ
無常に泣くばかり
現在(いま)も忘れ得ぬ
You are breathing in my spirit
真夏の夜の星座が
慕情に霞む時
明日も Wind is high
もう涙を止められない
盆の花火は妙に静寂
刹那さを煽るはどうして
艶やかな有終の美
人の世の運命(さだめ)
生まれ変われど Be my angel
出逢い 泣き 笑い・・・そして
共に魂は風となる
いつの日かTill we are together.
面影に戸惑う
太陽と戯れた季節(とき)は終わる
天使のような翼で
空を飛べたなら
逢いに行きたい
Are you sailing now in heaven
虹の向こうに見えるは
希望に燃ゆ未来
守ってくれたら
悲しみにはもう負けない
海なる風に抱かれ
口ずさむメロディ
やがて When I die
雲の上で口づけして
あの日のまま笑顔でいて
風の詩(うた)をまた聴かせて
★(僅かに38歳でこの世に別れを告げた、世界的なトップサーファー、飯島直子さんを偲んでつくられた楽曲)
【明日、晴れるかな】
作詞作曲 桑田佳祐
明日、晴れるかな/2008年リリース
熱い涙や恋の叫びも
輝ける日はどこへ消えたの?
明日(あす)もあてなき道を彷徨うなら
これ以上元には戻れない
耳を澄ませば心の声は
僕に何を語り掛けるだろう?
今は汚れた街の片隅にいて
あの頃の空を想うたびに
神より賜えし孤独やトラブル
泣きたい時は泣きなよ
これが運命(さだめ)でしょうか?
あきらめようか?
季節は巡る魔法のように
Oh, baby. No, mabye.
「愛」失くして「情」も無い?
嘆くようなフリ
世の中のせいにするだけ
Oh, baby. You are maybe.
「哀」無くして「楽」は無い
幸せのFeeling
抱きしめて One more time.
在りし日の己れを愛するために
想い出は美しくあるのさ
遠い過去よりまだ見ぬ人生は
夢ひとつ叶えるためにある
奇跡のドアを開けるのは誰?
微笑よ もう一度だけ
君は気付くでしょう?
その鍵はもう
きみの手のひらの上に
why baby? Oh, tell me
「愛」失くして「憎」も無い?
見て見ないようなフリ
その身を守るため?
Oh, baby. You are maybe
もう少しの勝負じゃない!!
くじけそうな Feeling
乗り越えて One more chance
I talk to myself…
Oh, baby. No, mabye
「愛」失くして「情」も無い?
嘆くようなフリ
残るのは後悔だけ!!
Oh, baby. Smile baby
その生命(いのち)は永遠(とわ)じゃない
誰もがひとりひとり胸の中で
そっと囁いているよ
「明日(あした)晴れるかな…
遥か空の下
★(この、楽曲は、有名ですね。このころから、桑田佳祐さんの楽曲には、応援歌が増えてきたような気がします)
【限りなき永遠の愛】
作詞作曲 桑田佳祐
KILLER STREET/2005年リリース
誰かの声がする
真白き夢の中
手を伸ばし駆け寄ると
輝く海が見える
あなたが待っている
果てなき空の下
太陽が降り注ぐ
未来の窓を開けよう
幸福の風を受けて
Baby love. Give me love
あなたがすべて
Need your love
悦楽(よろこび)は清か色
Real love. Feel love
見つめて欲しい
Oh, my love
それはあなたへの愛
死ぬほど甘く
この地球(ほし)に生まれて
運命(さだめ)に導かれ
幾千の時代(とき)を超え
出逢えた奇跡を知る
口づけを交わすたびに
Baby love. Give me love
あなたの香り
Need your touch
儚きは涙色
Real love. Feel love
命預けて
My oh my
その胸に抱かれたい
羽毛(はね)より柔く
この世はどこに向くのか?
How I wonder? 教えて
希望の明日は来るのか?
どうそAnswer?教えて
答えは僕とあなたの胸にあるはず
幸福の風を受けて
Real love. Feel love
見つめて欲しい
Oh my love
限りなき永遠の愛
死ぬほど強く
★(アルバム、KILLER STREETに収録されている、ラブソングです。)
【蛍】
作詞作曲 桑田佳祐
葡萄/2015年リリース
愛の歌が途絶えるように
心の灯りが消えたの
たった一度の人生を捧げて
さらば友よ 永遠(とわ)に眠れ
青空は悲しい空
揺れる木洩れ日がせつなくて
夏が来るたびあの日と同じ
風が通り過ぎて行ったよ
涙見せぬように
笑顔でサヨナラを
また逢うと約束をしたね
何のために己を断って
魂だけが帰り来るの?
闇に飛び交う蛍に連れられ
君が居た気がする
生まれ変われたな
また恋もするでしょう
抱(いだ)き合い命燃やすように
涙見せぬように
笑顔でサヨナラを
夢溢る世の中であれと
祈り
★(映画、永遠の「0」の主題歌です。妻と子供を残して、戦地に赴き、無事で凱旋する事が、戦士としての誇りだと主張するが故、同僚からは、勇気の欠片もない戦士だと非難されながらも、最後は、自ら、調子の悪い戦闘機を選び、自らが、戦死を選んだという、切なくやり場のない息が詰まるような映画の主題歌です)
【FRIENDS】
作詞作曲 桑田佳祐
KILLER STREET/2005年リリース
私の幼い妹よ
眠れるお前は腕の中
だけども悲しい夢を見て
寝息の合間に涙ぐむ
夜が怖くて 朝が見たくて
身体寄せ合う 嗚呼 ふたり
あの日の子守唄を
もう一度聴かせて
サヨナラするのは辛いけど
輝く未来を Friends, friends
この子が大人になる日まで
希望の光を消さないで
永く果てない戦争(あらそいごと)は
人の歴史の 嗚呼 運命(さだめ)
遥かな時代(とき)を超えて
流れる大河(かわ)のように
私の可愛い妹は
今では冷たい土の中
想い出枕に在りし日の
クルクル回るよ風車
夜空見上げて星を数えた
それが幸せだったのに
この世に生まれたのは
愛する人のため
Hey…
hey, hey
Love somebody, need somebody
Love somebody, tonight
Love somebody, need somebody
Love somebody, all right…
あなたがくれたものは
永遠(とわ)なる真心
★(この、楽曲も、戦争の無意味さを唄った楽曲。)
【愛はスローにちょっとずつ】
作詞作曲 桑田佳祐
愛はスローにちょっとずつ/2019年リリース
とりとめのない夢
ひとり寝のララバイ
この腕を枕に
眠る君はもういない
面影しのぶように
窓際に咲いた
すみれの花びらが
風にそよそよと揺れる
フラれた後は
寂しがり屋がひとり
夜毎酒場で
酔ってDancing lonely
もう愛なんて要らないさ
ひとりで生きるんだ
Oh, yeah 君だけが
夢に訪れる
いつまでもそばにいて
微笑みをもう一度
酔いどれうらぶれた
こんな俺を抱きしめて
揺れる木漏れ陽
海へと続く道を
裸足で駆けた
夏は Kiss me darling
愛はスローにちょっとずつ
黄昏(セピア)に染まるんだ
Oh, yeah 忘られぬ<br>鳶色の瞳
もう愛なんて要らないさ
ぬくもり消せないんだ
Oh, yeah 溢れ来る<br>ひとすじの涙
No, I don’t cry もう泣かないさ
夜明けが待っている
Oh, yeah 君だけが
希望の光
さよならも云えず
★(サザンオールスターズの、最初のバラードです。40年間のサザンオールスターズの蓄積してきた、音楽性が詰まっています。
これからも、唄い継がれる桑田佳祐さんの名曲たち
桑田佳祐さんの、類まれなる音楽活動は、これからも、続きます。
桑田佳祐、永遠あれ!