高校野球でレギュラーになるマインド
高校野球でレギュラーになるために最も重要なファクターは、マインドだ。
マインドは、直訳すると、「心」とか、「心情」とか、要は、心をアツく燃やすこと他ならない。
高校野球で、ベンチに入れるのは、18人。
背番号で言うと、18番までだ。
そして、コーチを除き、グラウンドでプレイをするのは、9名。
まずは、これが、選抜隊で、レギュラー陣となる。
しかし、昨今の高校野球は、特に、ピッチャーの場合、継投策を取るのが大半。
ピッチャーは、複数名必要になる。
日本では、高校時代、野球に限らず、何かの部活動をする人は、多いことだろう。
勉学とは、別に、何か自分の好きな事や得意なことを極めたい、そんな思いは、誰しもが思うこと。
日本では、体育会系の部活なら、高校野球かサッカーが、マジョリティだろう。
一時期、日本のプロ野球ブームの盛り下がりと共に高校野球も、人気がなくなった時期もあったが、2刀流こと、花巻東高校出身の大谷翔平さんの、メジャーリーグ界の、「野球の神様」べーブルースの歴史を破るほどの世界的な活躍で、また、再び、野球ブームが再燃している。
ブームには、あまり左右されなかったが、筆者は、小、中、高校時代と、野球を続けてきた。
広島県出身だから、カープが好きだった。
だからと言うのもあるが、野球については、これから正に、本気で野球に没頭しようとしている、若い人達に、伝えられることは、余すことなくお伝えする。
大丈夫、筆者の言うことを実践すれば、甲子園に出るような強豪にも、通用する。
心配ない、相手も同じ高校生だ。
特に、背番号10番から18番の若者を全力で応援したい。
あと少しで、レギュラーと言うところで、なかなか這い上がれないみんなにエールを送りたい。
または、野球部ともなれば、少し名が通った高校なら、部員100人越えなんて、割と当たり前だと思うが、スタンドで、応援しているみんなにも、ベンチ入りのチャンスは、大いにある。
そんな、もうちょいの、みんなは、まずは、全集中だ。
筆者は、小学校では、ソフトボール、 中学では、軟式野球、高校では、硬式野球と、高校時代には、プロ野球と同じボールを使ってプレーした。
それが、高校の高校野球と言うものだ。
今では、小学校から、学校の部活には、入部せず、地域の倶楽部チームに所謂、小学校から、硬式野球をする小学生も少なくない。
確かに、プロと同じボールを早くから使って、慣れると言う点では、倶楽部チームへの加入も、プラスに働くだろう。
しかし、それは、早いか遅いかだけの違いで、あまり気にすることはない。
ちょっと、野球の話しに傾きがちなので、もう少し、他の部活の話しもしよう。
あと、次に、男子に、人気があるのが、サッカーか。
イケメン=サッカーの構成はありがちだが、この所、日本のサッカーブームはどうだろう?
あとは、バスケ、テニスや卓球なども人気なんだろう。
女子は、どうだろう、テニス、バスケ、卓球なんかが中心か。
今、挙げたのは、どちらかと言うと、体育会系のマジョリティなスポーツだが、他にも、部活は、色々ある。
大人気ではないが、少し、コアな部活も、実は、狙い目である。
それは、何故か?
簡単だ、コアな競技は、比較的、部員が少ない。
当たり前だが、競争率が低いから、レギュラーへの道が、近い。
部員数が少ない、人気がない、世に知られていないことなんて、何も気にする必要はない。
オリンピックの競技になるようなスポーツなら、テレビで放送されたら、それが、どんなスポーツだって、一瞬で、一躍、時の人になれる。
マジョリティなスポーツに限らず、自分のやりたいスポーツ、好きなスポーツで、思い切り、身体を動かして、悔しい想いをする、嬉しい想いをする、涙することは、後々、みんなの財産になる。
具体的に、それが、どんな財産になるのか、後述する。
胸を張って、存分にその力を発揮して欲しい。
あと、部活と言えば、もちろん、体育会系の部活に留まらない。
茶道、書道、お花、児童会、合奏部、合唱部、軽音楽部、落語や放送部など、あらゆる分野の部活がある学校も存在する。
ちょっと最近の傾向を、言うと、親御さんとは、相対する内容になるかも知れないので、あまり、大きな声で、言いたくないが、学校で、勉強を頑張るのもいいが、筆者は、どちらかと言うと、部活の方を、それこそ、無我夢中でやって欲しいと思っている。
何故か?
それを、次で、解説しよう。
好きが仕事にできる時代になってきた
「好き」なだけで、お金が貰えるなんて、考えが甘いぞ!
と言うのは、もはや、昔の話である。
好きこそ、大切なファクターだ。
好きならば、辛いことも乗り越えられる、好きなら、がんばれる、好きなら、専門的な知識も得られる。
このように、「好き」と言う感情は、ポジティブな、行動に繋がる。
笑うことも、同様。
一昔前までは、例えば、野球の試合中に、歯を見せるなと言うのが、定説だった。
今は、違う。
笑うと言うのは、精神状態がリラックスしている時だ。
リラックスしている時こそ、人の力は発揮される。
だから、好きなことは、何より大切だし、笑うこと、これは、何をやるにしても、精神衛生上、健康的でいられる。
オリンピックの競技中でさえ、今は、笑顔でプレイすることを否定する監督は、どこを探してもいない。
さて、学生時代に好きな事に没頭するこは、何が、そんなにいいのか。
好きであれば、もっと深く知りたいと言う欲求が湧く。
もっと知りたいと言う欲求は、深く知識を学ぶことに繋がる。
深く、より専門的な知識を得ることは、その人にとって何よりの財産だ。
何故なら、今の世の中は、学歴社会ではなくたったからだ。
高校を卒業したら、できるだけ偏差値の高い大学へ進学し、大手企業に就職すれば、とりあえず安泰だと言う時代は、既に終わっている。
大手企業と言われる各社とも、中途採用を多数、募集し、新卒を特別視する傾向は、殆どなく、むしろ、中途でも、能力ある人材、所謂、人材ファーストへと移行している。
そう、求められているのは、その道のプロフェッショナルだ。
だから、好きは、大切だと言うことだ。
好きなことを、とことん突き詰めることが、その道のプロフェッショナルとなり、求められる人材に繋がっていく。
部活に専念すると社会に出て何かと役立つ事実
部活に専念すると、何かと自然と社会に出て役立つことが多い。
体育会系の部活では、まずは、挨拶に厳しい。
これは、いい事で、部活で、監督や先輩に挨拶することは、自分の名前を覚えてもらういいチャンスだし、何より、挨拶の仕方や声が小さいとやり直しになる。
みなさんも、経験あるだろう。
だから、嫌がらずに、今のうちに、大きな声で、清々しく挨拶できるように訓練しておこう。
社会情勢は、目まぐるしく変化していくが、どんなに時代が変わっても、挨拶は、適当でいいと言う時代には、絶対にならない。
学生時代に、当たり前のように身についた礼儀作法は、社会人になって必ず役に立つ。
社会人になって、恥ずかしい思いをして、礼儀作法を知るよりは、遥かにマシだろう。
更に、先輩を敬うことも、部活では、自然に身につく。
これも、社会に出て、大いに役に立つ。
こういった事が、うまくできず、すぐに会社を辞めてしまう若者も多いと聞くが、それでは、何をするにしても、世の中の荒波に立ち向かうことは、できない。
それほど、社会は、甘くはないと言うことは、知っておいた方がいい。
そういう意味では、別に、体育会系の部活だけでなく、学生時代にアルバイトをすることも、社会に出て役に立つことが多い。
若いころに培った事は、社会に出て自然に行動に表れて、得をすることはあっても、損をすることはないから、率先して取り組もう。
やりたいことが見つかったらやるべきこと
自分のやりたいことが、なかなか見つからないと言う人は、少なくない。
幸いにして、若くして、自分のやりたいことが何なのかが、明確に見つかっている人は、迷わず自分を信じて、突き進もう。
今、現在、成功していると言われている人達の過去を振り返ると、例外なく、自分のやりたいことが何なのかを明確にして、ただ、ひたすら、その道を深く進んでいる。
その、結果、自分のやりたいことで、結果を出している人が多い。
これは、結果から、逆算して、その人の経歴を振り返ったものだから、間違いない。
自身で、やっとここまでこれたと言う人の、時期に差はあるが、諦めずに、1つの事をやり続ける事には、大いに意味があり、その結果、必ず、その人の目指した姿になれる。
人は、おおよそ、未来を約束された人は、誰1人としていない。
約束されたものがない以上、人は、できるだけ安全な道に進みたいものだ。
それは、それで、人の普通な考え方だ。
「そんな夢みたいな話」と言う人にとっては、「夢」は、所詮、「夢」であって、こうなったらいいなと思うだけのもの。
しかし、「夢は、見るものではなく、叶えるもの」、そう思っている人の、「夢」は、必ず叶う。
それは、諦めさえしなければ、叶う時代なのだ。
残念ながら、歳を取ってから、それに気付く人が、世の中の大半だ。
懸命に突き進んで、叶わないことは、殆どない。
それを、やりきるかどうかが、肝心だ。
今、世の中は、世界中に、自分を知らしめる方法が、いくらでもある。
SNSが、世界中の人々へ、自分の想いを、瞬時に伝えてくれる。
そういう時代だからこそ、若い世代の人達は、大きな夢を持って、迷わず、前に突き進んで欲しい。
その先に、必ず、自分の想い描いた、未来が待っている。
あ、野球がうまくなりたい高校生諸君は、次号から、読むだけで、野球がうまくなる方法を伝授する。
広島県甲子園出場校のエース陣から、5打数3安打の結果を残した筆者の、高校野球がうまくなる方法は、間違いない、練習するだけじゃ、だめなんだ。