いいいじゅーってNHKの番組が気になる
いいいじゅーって言う、友近がナレーターを務めるNHKの番組をご存知だろうか。
現役引退近い団塊世代の仲間達が、退職金を叩いて、好きなやりたかった事に、投資して、新しい人生をスタートする人達や、キャバクラで稼げなくなって、田舎に移住して、ユーチューバーとして移住する若者、そうやって、いろんな想いを持って、新たな1歩を踏む出す人達が、増えているようだ。
世の流れと言えば、そうかも知れないが、少し大袈裟に言えば、このまま今の仕事をしていたって、先は、見えてるし、現状以上にはならない・・・又は、生き方について真剣に考えた時、このままだと後悔する、そんな事に気づき、その想いが強かった人達が、一足先に移住を決意しているのかも知れない。
日本の経済成長は、30年間、ほとんど変化していないと言われている。
恐らく、給与水準は、当分、いや、 今後も、飛躍的に伸長することはない。
一方で、若者達は、海外、特に、人気なのは、オーストラリアやニュージーランドらしいが、ショートステイから始まり、学生ビザの取得、就業ビザの取得、懸命に頑張れば、永住ビザの取得と、順調に定住できた人達は、 日本の給料の倍以上は、 無理なく稼げて、夢が叶うかも知れない、そう実感している人も少なくないようだ。
そういう、日本での就業環境や社会情勢、政治動向に敏感で、強い想いを持っている人から順に、移住は、少しずつ、当たり前化しているように感じる。
筆者も、1つの会社に勤めて、30年が経過した。
その間、何度となく、退職や転職を考えた事がある。
しかし、その都度、今の環境を維持することを選択していた。
変化を恐れていたのだ。
多分、大方の人は、想いはあっても、現状維持を選ぶ方が、楽だから、そうしている人の方が多いのではないだろうか。
ただ、筆者は、子供も就職が決まり、これで、最低限の責任と言うのも無くなるので、ここらで、残りの人生を、どうしたいか、 真剣に、考えている。
それと、もう1つ、単身の身になったこと。
今、日本では、4組に1組が、離婚していると言うから、珍しいことではないが、まあ、人生に於いては、1つの岐路だった。
もしかしたら、これが、1番大きいかも知れない。
身軽な事は、紛れもない事実で、 あとは、ある程度の現金を持っておけば、自由奔放に動ける。
移住もいいし、行きたい所に行くのもいいし、好きにしようと考えている。
ただ、 1つ、今の会社に定年まで、しがみつく事だけは、避けたいと考えている。
いいいじゅーを見ていると、共通している事がある。
それは、みんな、生き生きとしている事だ。
そう、人生は、生き生きと生きるべきだと想うのだ。
それは、人の命は、有限で、必ず、終焉が訪れるのだから。
ある、一定の年代になると、こういった目を背けたいような本当は、物凄く重要な事も、当たり前に考えるようになってくる。
同年代の芸能人などの訃報などを、聴くと尚の事、他人事だとは、想えない。
芸能人だから目立って聴こえるのか、でも、世の中は、 芸能人でない人の方が圧倒的に多いので、知らない所で、同年代の人達は、もっと苦しんでいるかも知れない。
そんな事を考えると、筆者は、今が、 正にその時だと、痛切に感じてしまうのである。
会社の大きな変革に戸惑い、 体調を崩した。
加えて、持病も、 1度は完治したはずだったが、ここにきて、再発し、2度目の手術を決意し、手術を敢行。
会社の変革も、 時の流れだが、処遇に耐えきれず、しばらく、この手術を終えるまでは、休んでいたから、今、何となく、全てがクリアされた気分でいる。
そろそろ、新しいステージに立って行こうか。
多分、今、行動しないと、1番嫌いなパターン、なし崩し的定年退職になりそうだ。
それだけは、絶対に避けたい。
死ぬ前に、頼むから、10年前まで、戻らせて欲しいと言ったところで、天と地がひっくり返っても、不可能だからだ。
それほど、これからの生き方は、人生を左右すると言っていい。
残っている時間を何に没頭するかの選択
では、何をしたいのか。
実は、明確に決まっていない。
でも、子供の頃から やりたかったのは、喫茶店。
喫茶店でいいかな。
スーッと出て来ないようなら、そのまま、会社勤めする選択肢もある。
だが、それだけは、自分の本意ではない、それは、確かだが、では、お前は、何をしていけば、生き生きとした生活ができるのか、この、自問自答の繰り返しが続く。
しかし、これが、なかなか、核心に近づかないから、厄介なものだ。
経済的問題、世間体、考えまいとしても、散らついて仕方がない。
移住したいところがあるのかと問われたら、それも、これと言ってない。
なかなか、新しいステージを、明確な意思を持って始めるにも、簡単ではない。
好きな事は、何なのか、それでいいかな、喫茶店。
基本は、好きな事、前提でいいだろう。
但し、趣味とは違うと言うこと。
趣味は、 好きだからだけでやっていく事だ。
そこに、営利はない。
しかし、セカンドステージとしては、好きなだけで、 大丈夫だろうか?
筆者の持論だが、好きなだけ、それだけでいい、そう想う。
例えば、移住して何かを始めたいとした場合、入口は、いくつかある。
移住は、ここ数年は、 世の中が、注目するキーワードだし、過疎化問題もあり、国の援助もある。
これは、地方自治体によって支援の内容が異なる。
この、移住支援や援助ありきで、やりたい事を決めて移住する方法が、1つ。
もう1つは、好きな事を、実現するために、適したロケーションを最優先する方法だ。
支援があるから移住すると言う発想は、支援が無くなったらどうするのだろうかとも、考えてしまう。
だから、筆者は、 断然、後者で、たまたま、選んだロケーションエリアを調べたら、色々と支援制度もあった。
それは、 願ったり叶ったりで、ラッキーって、そのくらいの感じがいいだろう。
と、なるのが、自然な考え方だと想っている。
今、 何かビジネスをするのに、ここでないとダメだ、と言う条件はないはずだ。
理由は、SNSの発展だ。
誰でも、自分のやっていることを、いつでも、発信できる。
だから、それに、興味がある人は、自ずとそこに辿り着くのだ。
自分が求めているものであれば、赴く事も可能だし、宅配でもやり取りできる。
そういう意味では、もはや、仕事にロケーションは、考慮しなくていい。
よし、喫茶店で行こう、音楽も好きだから、生演奏できるスペースも確保して、周りには、あまり、 家屋がなくて、いや、ボロボロでもいいや、店は。
そんなんじゃないと、生音が出せるような店舗なんかないだろう。
よっぽど、郊外の端っことかでもいいし、何なら、ポツンと1件屋的な、今時な感じでもいいし。
よし、そんな感じで行こう。
できるだけ、お金をかけない。
喫茶店で、利益を出そうとしない。
自分で、充実感が感じれれば、 それでいい。
移住して、新しい事を考えている人が、いたら、最初から、そこで、がむしゃらに儲けようとか、考えない方がいい。
想っているほど、移住で、ごはんを食べていくのは、たぶん、簡単ではない。
筆者くらいの、軽い感じくらいで、たぶん、ちょうどいいはずだ。
やるのかやらないのか、過去には遡れないのが人生
結局、人生は、1度きりだ。
後になって、「いや、あそこで選択を間違ったから、遡って」とはいかない。
人、それぞれ、環境や境遇、家庭環境は異なるから、その自然に培われた環境に逆らってまで、自分を貫く事が、正しいかどうかは、分からない。
しかし、今、 こんな家庭環境になっているとか、私生活がこんな事になっている。
そういう、嗅覚には、敏感になっておくべきだろう。
人生は、自分で想った通りに、進むほど、簡単なものではない。
人の弱さや煩悩、周囲の環境、誘惑もあるだろう、そういった境遇が重なって、 現在があるはずだ。
その、現在の環境を、 どう、考えるかだ。
考え方1つで、道は、いくつにも広がるし、信じた道を、ひたすら進むもよし。
筆者の場合は、職場環境の変化や体調、家庭環境、この3つが、重なり、現在、エンジンストップの状態。
ここが、人生の岐路だと認識し、新たな道を進むことにした。
しかし、そう 決めたから、明日からすぐ実行といかない事も、自覚している。
思い描いた状態になるには、準備が必要で、何をするにしても、1年〜2年程度の準備期間が必要だと言う事も、 よく、覚えておこう。
逆説的に遡っていくと、いついつまでに、どこまでやっておく、と言う皮算用が必要だ。
さて、では、筆者は、いよいよ、その準備にとりかかる事にする。
みなさんも、何か想う事があるなら、想い切るのも人生だ。
どんな、形でもいい、前に進んで行こう。
そう言えば、最近、久々に、面白いテレビを見つけた。
これは、人生が、1度ではない、と言う、フィクションだが、なかなか、面白い。
しかし、ブラッシュアップライフあらすじ
その、テレビは、日本テレビ系列で、日曜日22時30分からの、ブラッシュアップライフと言う番組。
主演は、安藤サクラ、奥田瑛ニの娘だ。
ここ、最近、安藤サクラの活躍が、気になってきた。
奥田瑛ニのDNAの匂いが、プンプンしてきた感じだ。
ブラッシュアップライフのあらすじは、主演の安藤サクラが、自分の意思とは裏腹に、何度も、人生をやり直すドラマで、生まれ変わった時に、何から始まるのかも分からない。
第6話では、ディレクターとして、初めて手掛けたドラマが 完成し、いよいよその、完成度を見ると言う日にトラックに引かれて、紫ウニに生まれ変わる。
バカリズムが、その受け付け係で、安藤サクラとバカリズムの、やり取りも、シュールでありながら、面白い。
フィクションなんだけど、ついつい見入ってしまうのは、安藤サクラの、演技力と言うか、やっぱり、オーラがあるのだろう。
ブラッシュアップライフのように、人生繰り返せるなら、また、次でいいかと思えるが、ブラッシュアップライフの場合、いつ死ぬか、何に生まれ変わるか決めることができないのが、ツラい。
だから、ノンフィクション的には、そう感じた時が、その時だと、この、番組を見ながら、感じている。