姉の乳首を摘む妹 姉の指先には指輪という2度見してしまう絵画
「ガブリエル・デストレとその妹」と絵画を目にした。
人生、53年目にして、初めて見た絵画だったが、思わず2度見せずには、いられないインパクトのある絵画だ。
NHKの日曜日の番組、日曜美術館と言う番組で、紹介されていた。
ドキュメンタリー、美術や音楽、映画などには、興味があるから、テレビをONにしていると、自然にそういう番組を選択している。
この、ガブリエル・デストレとその妹も、そういう日常の中で、たまたま遭遇した。
とかく、美術だとか芸術だとかと言われるものは、非日常的だったりするが、それにしてもである。
あまりのインパクトに、ガブリエル・デストレとその妹には、どういう背景が、そこにあったのか、調べずには、気持ちが収まらなかった。
2人は姉妹である。
姉妹がお互い、裸のままで、その妹はお姉さんの乳首を2本の指で摘んでいる。
そして、そのお姉さんの指先に目をやると、指輪を持っている。
一体、2人には、何があったのか?
2人も、裸だが、厭らしさは、まるでない。
これも、考えさせられる要因の1つだ。
正式な絵画名は、ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像
ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像・・・と言うのが、この絵画の正式な名前のようだ。
製作されたのは、1954年頃とされていて、フランスのフォンテーヌブロー派の作家が、製作者と記されている。
1937年に、かの有名なルーブル美術館が取得している。
ルーブル美術館と言えば、行ったことはない人は多いかも知れないが、聞いたことがない人は、極めて少ないだろう。
世界的にも、トップレベルの美術館だ。
ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像は、芸術作品として、今も尚、ルーブル美術館に貯蔵されている。
ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像は、またの名を、「浴槽の2人の女」とも言われてる。
そう、シチュエーションは、どうやら、2人は、入浴中という設定だ。
向かって右側のブロンズヘアーの女性がガブリエル・デストレ、フランスの王女さまだ。
そして、向かって左側が、その妹のビヤール婦人。
姉妹だが、お姉さんは、ブロンズヘアー、妹は、黒髪だ。
このあたりも、何か理由がありそうだ。
王女と婦人と言うくらいだから、2人は、それなりの年齢と推測できるが、姉妹が、それなりに大人の体つきになっても、一緒に風呂に入ると言うのは、どうだろう。
1世紀前では、割と日常だったのかも知れない。
ますます、真相をしりなくなる。
もう、少し、調べてみよう。
ガブリエル・デストレとその妹は浴槽に入ってはいるが
ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像の油絵を見ているとまだまだ、興味深いものが盛り込まれている。
その前に、2人は、浴槽に入っている。
しかし、ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像の油絵をよく見ると、浴槽の周りには、カーテンのようなもので、覆われている、それも、どうもビニール制には、見えない。
何か、上等な、絹のように見える。
そして、最も注目してほしいのは、浴槽の中だ。
2人は、確かに浴槽に入っているが、カーテンと、浴槽には毛布のような、ものが敷き詰められている。
浴槽の中には、お湯が入っていないように見える。
浴槽の中は空っぽで、暖を取るために、カーテンや毛布で、寒さを防いでいるようだ。
風呂に入りたかったから、浴槽の中にいる訳ではなく、ロケーションとして、浴槽を使っているように見える。
風呂に入るのだから、裸であることの違和感が薄らぐ。
仮説だが、だんだんと、ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像画の真相が、見えてきたような気がする。
浴槽のその先にある女性の下半身の絵画
ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像の油絵は、ミステリアスもあり、ストレンジである。
浴槽の2人、そして、その2人の取っている行動。
まず、2人の行動を解明したい。
妹 ビヤールは、姉の乳首を2本の指で摘まんでいて、姉は、手には、指輪を持っている。
これは、ガブリエル・デストレが妊娠したことを表現したもので、姉が指輪を持っているのは、フランスの王子、アンリ4世と結婚することを意味している、と言う説が、最も濃厚。
厭らしさはなく、むしろ、おめでたいストーリーを絵画で表現していると言われれば、確かに芸術的な絵画なのかもしれない。
そうならば、この絵画の摩訶不思議な、アクションも、納得感が出てくる。
そして、更に、それを決定づけるものが、絵画の中の、その奥には、描かれていた。
ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像は迷宮入りの絵画
ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像画を見た人は、ひとまず、何で?
となるだろう。
そして、見た瞬間に、衝撃を受ける。
筆者の場合は、2度見した。
それくらい、ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像の油絵には、インパクトがある。
乳首を摘むと言う行為だけを見れば、それも、女同士で。
不自然極まりない。
しかし、これは、かなり、おめでたいことを表現した絵画だ。
ルーブル美術館に貯蔵される逸品だと言われれば、確かにそうかも知れない。
1世紀前のフランス王、アンリ4世との結婚を決意したガブリエル・デストレが妊娠し、王との結婚を喜び、子供まで授かったと言うでめでたい話だ。
だから、大人2人の裸の絵画であっても、エロティックさは、微塵もない。
それを裏付ける、この、ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像の絵画の、もう少し先に目をやって欲しい。
その、先には、絵画の中に、女性の下半身の絵画が飾ってあるのを、みなさんは確認できるだろうか。
そう、目を凝らして見て欲しい。
確かに、女性の下半身の絵画が飾ってある。
そして、その近くには、誰かが、編み物をしている姿が見える。
これは、生まれくるであろう、アンリ4世の子のための、衣服を編んでいるものと思われる。
下半身の絵画は、愛の象徴であり、その結果、ガブリエル・デストレは、妊娠した。
そう、解釈すれば、全てこの絵画に、秘められた1つ1つの、一見、衝撃を受ける動作に整理がつく。
しかし、言葉でなく、それを絵画1枚で、表現したとしたら、相当の芸術作と言える1枚の油絵である。
みなさんも、もし、この記事に辿りついたら、そういう目で、もう1度、この、ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像画を見て見て欲しい