桑田佳祐さんのとてつもなく勇気が湧いてくる楽曲総仕分け
桑田佳祐さんと言えば、もう日本の中で知らない人はいないんじゃないかと思うぐらい有名になりすぎてしまっていて、今や神的存在になっているほどの大物ミュージシャンですよね。
私は、中学1年の時からこのサザンオールスターズの大ファンで、それから40年間、現在51歳ですが、今もなお桑田佳祐さんに魅了されて止まない1ファンです。
桑田佳祐さんと言えば、サザンオールスターズということになりますが、サザンオールスターズの楽曲は全て桑田佳祐さんが、作詞作曲、それから以降、桑田佳祐さんは後にソロ活動を始めるのですが、桑田佳祐さんのソロアルバムも当然ながら、全て桑田佳祐さんの作詞作曲ということになります。
サザンオールスターズがデビューして以来、どちらかと言うと不埒で、コミカルバンド的なイメージが強かった桑田佳祐さんですが、事実、エロスを中心にした楽曲がとても多い音楽家です。
ただ、これには私なりの深い根拠があります。
人が興奮するだとか、魅了される本質的な部分を、追求されてきたからこその結果で、包み隠さないありのままの思いをストレートに歌詞にのせただけの話でございます。
例えば、食欲、物欲、金欲、そして、性欲、これらは人としての欲であり、抑えることのできない欲という煩悩です。
これは勝手な想像ですが、桑田佳祐さんの中ではこのこの性的な欲求を歌に込めることこそが、聞く人達にとって最も五感に触れるのだと信じて疑わなかったからではないかと思います。
ただ、近年の桑田佳祐さんは、やはりそれなりにお年を召されてアダルトな桑田さんになられましたので、ここ最近の楽曲では、エロスを中心とした楽曲よりも、どちらかと言うと人の背中を押してくれる応援歌や勇気を与えてくれる楽曲などが目立つように思います。
この記事の中で紹介するのは、そんな勇気を与えてくれる、何だかわからないけど、こみ上げてくるものがある、これを聴くと元気が出るという桑田佳祐さんの楽曲を紹介いたします。
もちろんシングルカットされた曲は、皆さんご存知だと思いますので、ここでご紹介するのはアルバムに
収録された曲を中心にご紹介します。
まずは東京 VICTORY でしょ
まず、はサザンオールスターズの代表的な Anthem Song 東京 VICTORY。
これはいまだかつて southern all stars にはなかった至ってシンプルな応援歌です。
これまでも多くのスポーツ番組のテーマソングとして選定されました。
とにかく闘魂溢れる楽曲です。
2020年に行われる東京オリンピックでは、民放全局の統一したテーマソングを桑田佳祐さんが手掛けることになっています。
これは、もはや、やはり桑田佳祐さんという人物を認めざるを得ないと言えるのではないでしょうか。
その中でも、この東京 VICTORY はとにかく沸々と勇気が湧いてくるアンセムソングです。
いきなりシングルは紹介しないと言っておきながらシングルカットされた東京 VICTORYを紹介してしまいましたが、これはどうしても外せないのでナンバーワンのアンセムソングとしてご紹介します。
ロックンロールスーパーマン
サザンオールスターズのダブルアルバム、キラーストリートに収録されたロックンロールスーパーマン。
こちらも、応援歌としてサザンファンの中では有名な楽曲です。
サザン、いいよねって思っている若い人たちの多くはこの楽曲を知らないよっていう人も多いと思います。
その人たちのためにこの記事は少しでも役に立てばと思いますが、ロックンロールスーパーマンも東京 VICTORYに負けず劣らずな勇気が湧いてくる、希望がみなぎるそんな楽曲です。
NUMBER WONDA GIRL
NUMBER WONDA GIRL はキリンのジャイブというコーヒーの CMで使われていた曲です。
が、この曲は風の詩を聴かせてという桑田佳祐さんのソロシングルのカップリング曲です。
ここで風の詩を聴かせてについて少し申し上げると、この曲はプロサーファーだった飯島夏樹さんに捧げられた曲です。
飯島夏樹さんはプロサーファーとして8年連続ワールドカップに出場した超一流のプロサーファーですが、38歳にしてこの世を去られた方でもあります。
人生に長い短いは無いし、誰にも分かりわからないのですが、38歳という年齢は、やはり若いと言わざるを得ないかもしれません。
ただ、この風の詩を聴かせてという歌がある限り、飯島夏樹さんはずっとご家族の側にいらっしゃることができるだろうし、ずっと心に残るプロサーファーであり続けるのだと思います。
さて、少し話はずれましたがこの風の歌にを聞かせてのカップリング曲のUMBER WONDA GIRですが、かなりかっこいい曲です。
勇気が湧くというよりアドレナリンがダラダラと出てくるこのカッコよさと言うと、もしかすると歴代の桑田佳祐さん作詞作曲の曲の中でもトップ10に入るんじゃないかと思います。
こういった曲も、ちょっとしたサザン好きな人だとご存じないかもしれませんのでご紹介しておきますね。
lets try again
平成23年3月11日を忘れることは一生ないと思います。
あの日の、未曾有の大災害の復旧を願い作らた楽曲です。
とてつもなく計り知れない、言葉では言い尽くせない、大規模な震災でした。
テレビ番組は一切放映されず、CM も一切放送されずという、私も経験したことがないほどの災害という大きな事件でした。
テレビが、テレビの役割を果たさない、そんな期間が、数ヶ月続いたことを今でも覚えています。
日本全体が、その出来事を受ける受け入れることができず、また、1人でも多くの人を救うために日本中が動いた、そういう時期でした。
その想像できないほどの、人の悲しみや苦しみをその人に寄り添うというよりは、桑田佳祐さんらしい、慰めるというような軽い感情表現ではなく、桑田佳祐さん的な勇気を与えてくれる唯一の楽曲です。
この時期、同じアミューズの後輩である、福山雅治さんが桑田佳祐さんに何かできることはないかと相談を持ちかけたそうです。
そこで立ち上がった桑田佳祐さんが、アミューズ所属のメンバーの人達を集めて作られたのがこのlets try again。
そして、今回、紹介するのが、そのオリジナルバージョン桑田佳祐のlets try againです。
どちらもサビの部分は同じですが、仕上がりはまるで違います。
桑田佳祐さんなりの同情したくらいじゃ、何も始まらないと言う、前を向いて行くしかないよ!
という本質を、逃げずに向かっていくしかないんだと言う背中を無理にでも押さないとダメだからと本音で語った楽曲だと思います。
Dear My Friend
Dear My Friendは桑田佳祐さんのソロアルバムのまたそのソロアルバムを集めたの中の厳選された曲なんですけど、マリアージュと言う桑田佳祐さんのソロアルバムの中の楽曲。
これは私の想像ですが、桑田佳祐さんにはお2人の息子さんがいて、その息子さんが巣立たれる時に、桑田佳祐さんが作られた曲ではないかと勝手に想像しています。
ちょうど、大学に行かれるのか、それとも1人立ちをされるのかのタイミングだったと記憶しています。
その息子さんたちに対して、次また会える日を楽しみにしてるよ。
って言うような、そんな歌に聞こえるんですよね。
間違ってたら桑田佳祐さんに謝らないといけないんですけど、そんな気がしてなりません。
私も一児の父親ですが、特に、この楽曲は、お父さんには聞いてほしいですね。
息子さんを持たれるお父さんに向けて、逞しくなった息子にまた会える日を待ってるという、なんか親としてのちょっと刹那的な気持ちを歌った楽曲です。
涙をぶっとばせ
涙をぶっとばせは、私としたことが不覚にも、この曲はどのアルバムに収録されているんだろうということが、実はこの曲だけ唯一、全て桑田さんのことを知ってるつもりだったんですが、この曲だけはどのアルバムに収録されたのかを記憶にございません。
もしかしたらシングルカットされたかどうかですが、 NTT ドコモの学割のCMで使われていた曲ですけど、若い人たちに向けての応援ソングです。
世の中、世知辛いことばかりじゃないよ、色々周りを見ていると可能性がたくさんいっぱいあるじゃないか!
どんどん行けよ!
と後押ししてくれる頼もしい楽曲です。
スマホに必ず入れておいてください。
特に若い現代人諸君たちに捧げます。