桑田佳祐さん作詞作曲の冬ソンを総仕分けしてみました
桑田佳祐さん、作詞作曲の冬ソングを総分けしてみました。
桑田佳祐さんやサザンオールスターズと言うと、夏というイメージがとても強いのですが、実は、冬にも強い桑田佳祐さんをここではご紹介します。
冬ソングと言うとなんだか切なくて悲しいイメージがあるんですけど、そもそも桑田佳祐さんの場合、キャラクター的には、明るい部分が前面には出ているものの、歌われている歌はブルーソング(ブルーソングって、読んで字の如くくブルーな曲のこと)が多いというのが実態なんですよね。
そういうところに気づかれてる方もいらっしゃるのか、いらっしゃらないのか分かりませんが、私の中での桑田佳祐さん作詞作曲の冬ソングをご紹介しますので、今年の冬は、是非、聞いてみてください。
彼氏になりたくて
サザンオールスターズのアルバム、葡萄に収録された、彼氏になりたくては、若い男女の色恋沙汰を切なく歌った楽曲です。
普通、一般的には彼女になりたくて・・・ていうフレーズが思い浮かぶと思うんですが、彼氏になりたくてっていうちょっと意表をついたタイトルに、桑田佳祐さんらしさを感じてしまいます。
ここも、実は、昨今の男子の草食的なカラーがさりげなく表現されていると私は思ってますが。
とても切ないバラードに仕上がっていて、冬の寒さがハートじんじんと伝わってきます。
あなたの夢を見ています
あなたの夢を見ています、はシングルカットされた、君への手紙のカップリング曲で、こちらもやはり若い男女の恋愛話がストーリーになっています。
こちらは、大人の男女の駆け引きが、なんとも切なくて、冬の凍てつく寒さに、男と女の恋模様が絡み合い、切なくすれ違い、桑田佳祐さんの得意分野であるともいえる、アップテンポなんですがブルーソングに仕上がっています。
ちなみに、君への手紙は皆さんご存知だと思いますけど、内村光良さんが監督を務めた、金メダル兄弟の主題歌であります。
これは、内村光良さんが、先だって、桑田佳祐さんに映画を作るのでテーマソングを作ってもらいたいという手紙を書いたところ、そのお返事として、この君への手紙という曲を書き下ろしてくださったそうです。
うっちゃんともとても仲がいい桑田佳祐さんです。
孤独の太陽
孤独の太陽は、桑田佳祐さんのソロアルバム、孤独の太陽の中に収録された、まさに、タイトルであり楽曲です。
これは私が想像するに、当初の桑田佳祐さんご自身のこと歌に込められたのではないかと思っています。
人気者は、時としてとても寂しく。
具体的に、冬というようなフレーズは出てこないのですが、私が聞く限り、この孤独の太陽は、真冬なんだけど、照りつけるくらい天気のいい日なのに、何故か、鍵を掛けて1人部屋の中にいる。
物音1つしない、孤独感を歌にされたものではないかと睨んでいます。
何かが、すごく長けていても、幸せとは限らない。
人気者だからこその孤独感や悲壮感が漂ってきます。
IF I EVER HEAR YOU KNOCKIN ON MY DOOR
IF I EVER HEAR YOU KNOCKIN ON MY DOORは、サザンオールスターズのアルバム、世に万葉の花が咲くなりの、ラストから2曲めに収録された曲です。
全て、英詩の歌ですが、私も全ての意味を理解して、ここで皆さんにお伝えしているわけではないのですが、聞いていただければわかります。
冬のイメージなんです。
とても冬の香りのする曲なんです。
とにかく聞いてみてください。
冬がに近づくにつれて、寒さが増してくる中にも、暖かさを届けてくれる、そんな情景が思い浮かびます。
白い恋人達
白い恋人達は、冬の定番の曲になるだろうと当初、とある大物ミュージシャンたちは、そのようなことを語っていました。
桑田佳祐さんの作詞作曲される歌の中で、どの曲が好きかという特集を月刊カドカワという雑誌でやっていたことがありました。
その時、多くのミュージシャンの人たちがこの白い恋人たちを選んでいました。
まさに、今もなお、この白い恋人たちは冬の定番ソングになりましたね。
多くの大物ミュージシャンの方々が、そのように想像した通り、定番の曲になってしまったのがこの白い恋人達です。
改めて、ご紹介するまでもないと思いましたが、寒い真冬の駅のホームで、誰かを待ちながら寒さにこらえながら、思いを募らせているそういうバラードです。
春まだ遠く
春まだ遠くは、桑田佳祐さんのソロアルバム、がらくたのラストに収録されている曲です。
春まだ遠くのタイトルと恋愛がなかなか成就しないことを春を待つことと掛けている、実に奥深い冬ラブソングです。
大人の恋を、刹那的に歌った冬ソングに仕上がっています。
ダーリン
ダーリンも、知らない方はあまりいらっしゃらないかもしれませんが、桑田佳祐さんのソロシングルということでリリースされています。
プロモーションビデオもまさに真冬の男と女の別れを歌の通りのシナリオで、完全にアナログな男と女。
漁船に乗った桑田佳祐さんが、好きな男ができたんなら、いいよ俺はどっかに行っちゃうから気にするなよ。
っていう男の切ない優しさを歌った楽曲ですよね。
OH GIRL
OH GIRLは、アルバムサザンオールスターズのアルバム southern all stars に収録されている R & B 調の恋愛ストーリーです。
この曲も、実は秋だ、冬だというようなフレーズは全く出てこないのですが、私の中ではどうしても冬に聞いてしまう曲なんです。
切ない男女のすれ違いを歌った歌なんですが、残念なことに、桑田佳祐さんの作詞作曲する歌はあまりハッピーエンドになることが少ないんですよね。
でも、そこが切なくていいんです。
年明けなんです。
1月、2月に聞いてください。
情景が浮かんできます。