サイトアイコン MONDE

カテーテルアブレーションで心房細動完治

カテーテルアブレーション手術を決断した理由

筆者は、20年間にわたり心房細動と付き合ってきましたが、46歳の時にカテーテルアブレーションを受けることを決断しました。

その理由はいくつかありますが主な理由は次の通りです。

心房細動は、人によって、感じ方が異なるようです。

筆者の場合は、いつ、起こるかわからない、心房細動に、恐怖が止まりませんでした。

それが、心房細動だと分かるまで、実に、20年間の間、この発作が収まらなかったら・・・・と考えると、そこから、パニック障害や閉所恐怖症を併発し、本当に、毎日が、憂鬱でたまらなかったからです。

いつ、不整脈(心房細動)が発生するか分からない・・・何かのの気息性があるわけでもなく、それは、もう、不安でした。

カテーテルアブレーションで心房細動の大半が完治する

まず、カテーテルアブレーションの手術に踏み切った第一の理由は、心房細動という自分にとっては大変ストレスの溜まる不安で厄介な病気を断ち切ることができるという可能性が非常に高いという医師からの話を聞いたことです。

カテーテルアブレーションを受けると必ずしも、1度で心房細動の症状が完全に治るということではないことも聞いていました。

場合によっては症状が好転しない場合は、もう一度カテーテルアブレーションを受けることもあるという話でした。

ただ場合によって、カテーテルアブレーションを2度受けることになったとしても完治する確率は95%前後と非常に高かったこと。

それが思い切ってカテーテルアブレーション受けようと思った一番の理由です。

関連記事

心房細動は治る 早めの手術が完治率を上げる 私は、大学を卒業した後すぐに企業に入社し、その年のゴールデンウィークに心房細動を発症しました 。 初めての心房細動で私は何が起こったのかパニックになっていましたが、心臓の動きが[…]

カテーテルアブレーションの手術は外科的手術だがさほど難易度が高いものではない

とは言え、カテーテルアブレーションの手術は心臓にカテーテルを入れる手術ですので、さすがに命を司る心臓にメスを入れることは躊躇はなかったと言うと嘘になりますが、 安全面では外科的手術の中では、難しくない手術の部類であるということを医師からも聞きましたし、いろんなサイトを調べてみると、同じようななことが記述されていました。

特に、心房細動の症状に対してカテーテルアブレーションの手術を積極的に取り入れている病院では、手術の症例数も多く、その成功率も高いという数値が出ていること。

これは筆者が、不安に思っている部分を大いに払拭してくれたものです。

心房細動を予防するための方法はカテーテルアブレーションの他に薬を毎日飲むという方法もある

心房細動を予防するための選択肢は大きく2つで、カテーテルアブレーションを受けるか、薬を飲み続けるかという方法の2つになります。

この2つのどちらを選択してもいいんですが、薬を毎日、半永久的に飲むということは私にとってはあまり良作とは思いませんでした。

しかも、薬を飲めば心房細動が、発症しにくくなるだけで、肝心の心房細動自体が完治する訳ではありません。

薬は、発症率を下げる、呼ぼうするといった位置づけいなります。

2択ということではないんですが、この2つの選択肢の中では、筆者の名では、完全に心房細動を完治させたいという思いが強く、カテーテルアブレーションの手術を決断しました。

カテーテルアブレーションとはどんな手術か

筆者が、ネットなどで調べたこと、それから通院をした医師による説明からカテーテルアブレーションという手術はその名の通り、カテーテルを、足の付け根と首から心臓に向けて投入していき、心房細動を引き起こしている異常な不整脈の引き金となる電波を、遮断するために心臓の一部を焼くという説明でした。

この心臓の一部を焼くことによって不整脈を起こす異常な電波が遮断されるということでした。

カテーテルアブレーション受けるためには、全身麻酔をする必要があります。

そして、カテーテルアブレーションを受けれられる、体であるかどうかという、事前の検査もいくつかあります。

今覚えてる範囲ですが、 当然ながら麻酔の効き目がどのぐらいある体質なのかどうかの検査、それから胃カメラも飲みました。

ただ胃カメラは、胃の良し悪しを確認するのではなく、心臓に向かうまでの血管がどのような経路を通っているのかを確かめるためのものだったと思います。

人それぞれ心臓までの血管がどのように伝わっているかというのは、ひとによって違うので、その危険性を未然に防ぐという意味合いで検査があったと記憶しています。

それから、カテーテルアブレーションを受けるには、足の付け根からカテーテルを入れるため、陰毛を除毛する必要があります。

これが少々恥ずかしいものではありました。

後は、カテーテルアブレーションを受けた後、しばらくは動けないため尿管に管を通す、これが相当痛いらしいく、筆者は、執刀医の先生に、麻酔をかけた後で、尿管に管を通してほしいというお願いをしたところ快く引き受けてくださいました。

お陰様で、尿管に管を通す時の痛みを感じずにいられました。

カテーテルアブレーションの手術はどれぐらいかかるのか

平均3時間程度と聞いておりましたが 、筆者の場合は約4時間かかりましたが、 ただ、全身麻酔でしたので、記憶が遠のいていきますよー、と言われた直後に既に記憶はなく、次に目が覚めた時は手術が終わっていましたので、何の痛みもなく、無事に手術を終えることができました。

カテーテルアブレーションにかかる費用

カテーテルアブレーション手術は、最先端の 医療機器を使うため高額医療の対象になります。

実費で試算すると100万円近くかかりますが、高額医療控除制度を利用することができますので、実質、10万円で手術を受けることができます。

保険に加入していれば、保険金で、十分、賄える範囲なので、金銭面の不安は、されくても、大丈夫です。

しかも、カテーテルアブレーションの場合は、事前に、手術することを、その、病院に伝え、申請をしていれば、持ち出し金なしで、手術を受けることができます。

カテーテルアブレーション手術を受けた後のこと

筆者は、3日間、入院し、手術を受け退院しました。

前日に入院し、検査を行い、その翌日に手術を行い、1日安静にして翌日退院・・・のたったの3日間です。

今はそれぐらいの感覚で手術を終えることができ、日常の生活に戻ることができます。

ただそこからも、1ヶ月に1回は通院が必要で、約1年間は、血栓ができなくするための薬を飲み続けなければいけません。

これは、もし心臓が正常に機能しなかった場合、血栓ができてしまうと脳梗塞につながる危険を防ぐためのものです。

この薬は、血液をサラサラにする薬ですが、今は、どうか分かりませんが、当初、カテーテルアブレーションを受けた5年前は 1ヶ月で1万円程度する高額な薬でした。

それと、退院して約1か月間は、ホルター心電図を体につけ心臓動きを24時間、継続して、心電図を計測しました。

カテーテルアブレーションを受けたて思ったこと

筆者の場合は、カテーテルアブレーション手術を受けて良かったです。

結果も良好で1度で、心房細動の症状は出なくなりましたので、結果的に大変、良い選択をしたと思っています。

人の体調や体質などによっては、一方的にお勧めすることではありませんが、第一にカテーテルアブレーション手術を行えばほとんどの場合、90%以上再発がないということなので完治も同然となります。

今は、カテーテルアブレーションの手術事例も増え、その後の発症事例の統計数もより、正確に取れてきたこともあり、平均で、1度の手術で60%~70%の抑制、2度、手術を行うことで、90%以上、症状がなくなるようです。

それが、何よりも筆者の中での喜びでした。

今でも、カテーテルアブレーション受けてよかったと思っています。

年齢を重ねるごとに手術も難しくなってくるということですのでもし、心房細動で悩まれてる方がいらっしゃれば、 是非、選択肢の1つとして、カテーテルアブレーション手術も考えてみられてはいかがでしょうか。

関連記事

心房細動から、併発する、いくつかの病状も厄介 私は、心房細動を22歳で発症して、40歳を過ぎてカテーテルアブレーションの手術を受け、今は心房細動の症状が出ることなく毎日を過ごせています。 心房細動は、症状が出てきた人にしか分かりませ[…]

モバイルバージョンを終了